Uncategorized

日本刀の鑑賞・手入れに必要なもの

更新日:

日本刀は、鉄でできた芸術品とも言われます。現代においては美術品としての価値も高く、コレクターも多くいるそうです。自分で刀を購入して、鑑賞・手入れをするのも楽しみのひとつと言えるでしょう。では、手に取って刀を鑑賞・手入れをしようと思ったときには、何を用意しておけば良いのでしょうか。まず必要なのは、目釘抜きです。日本刀は、柄の部分と刀の部分が、目釘という部品で固定されています。鍔から数センチほど下の部分に穴が空いており、そこに釘のように刺さっています。刀の種類によってはこの目釘穴が2つ空いていることもあります。接着しているわけではないので、棒のように細長い目釘抜きを穴に押し込んで目釘を押し出して外します。次に必要なものは、打粉です。細かく砕いた砥石を紙で包んで、さらに綿や絹などで包んだものを言います。刀身についている油を取り除くために行います。錆を防止するためには、丁字油という植物性の油を使います。刀身に塗ることで油膜ができ、空気や湿気に触れることを防いでくれます。拭い紙として使うのは、ティッシュペーパーでも問題ありません。なるべく柔らかめのもので、保湿性のあるしっかりした品質のものを使用しましょう。拭い紙として使うときには、よく揉んでから使うことが推奨されています。他にも、さまざまな工程でネルの布を使用します。良質のネルを、しっかりと水洗いをした後に陰干しをして、柔らかくなってから使います。拭い紙の代わりとしても使用できますし、適当な大きさに切ったものは、油を塗るときにも重宝します。他にも刀の茎などを鑑賞するときには、ルーペなどが便利です。必要だと思うものを揃えてから、鑑賞・手入れを行いましょう。

-Uncategorized

Copyright© 【東京都内に実店舗あり】人気の日本刀&刀剣買取業者まとめ , 2024 All Rights Reserved.