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室町時代以降の鋒/切先の特徴について

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室町時代以降の鋒/切先の特徴は、時代とともに大きく変化しました。室町時代初期は、一時的に戦乱が治まったことを受け、鎌倉初期に戻ったようなふくらは小さい、しっかりとカーブを描くような形状の刀剣が多く生み出されました。一方で、再び戦が繰り広げられるようになった室町時代後期には、2尺1寸(63.6cm)前後で中鋒/中切先タイプの短い刀剣が多くなり、その後の安土・桃山時代にはそれより長い2尺4寸、5寸(72.7~75.8cm)の刀剣が増加しました。特に、幕末期は長寸の刀剣が増え、反りの浅い形状のものが多く作られました。

ただ、明治以降については「廃刀令」より、基本的に刀が作られることはなくなりました。そのため、これ以降の刀剣は「現代刀」と呼ばれ、かつての名刀の作風を模写したもののみが一部で作られている状態です。

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