「 adminの記事 」 一覧
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大典太光世の外形
2021/12/06 -Uncategorized
大典太光世の銘にある大の字は刀身そのものが長いという意味ではなく、刀鍛冶三池典太光世の作の中で傑出した出来栄えであることに由来してつけられたであろう大の文字である。 むしろ、天下五剣では最短の刀身とな ...
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天下五剣の保存
2021/11/06 -Uncategorized
戦国乱世も終結した江戸時代になると天下五剣の争奪戦もひとまずの終息をみた。ちなみに徳川宗家が保持できた天下五剣は五振のうちの三日月宗近のみだった。 その後、太平洋戦争終結後の変革混乱の最中に散逸の危機 ...
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本焼き包丁はどうして高価なのでしょう
2021/10/03 -Uncategorized
本焼き包丁は高価な料理人の道具として知られておりますが、高価な分その切れ味や切れ口には定評があるようです。 刀工たちが熟練の技を競いあってきた日本刀の製造技術が活かされていると言われている本焼き包丁は ...
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大村加卜
2021/09/10 -Uncategorized
大村加卜は、江戸初期の外科医であり刀工である。本業は医者で作刀は余技であったが、その出来栄えは余技の域を超えた逸品揃いであった。本名は大村治部左衛門安秀といった。 生まれは駿河国で角田休甫に医学を学ん ...
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備前伝について
2021/08/03 -Uncategorized
古には吉備と呼ばれていた備前、備中、備後(岡山県全域、一部広島県東部を含む)には、多くの遺跡や古墳が残っている。これらは、吉備が古くから強大な権力で統治され、豊かな地域であったことを意味している。 吉 ...
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刀剣のお直し
2021/07/13 -Uncategorized
「脇差(わきざし)」とは、約30 CM から60 CM 以下の刀のことを言うそうです。長い太刀や打刀を「本指(ほんざし)」などと呼ぶことに対し、短い予備の刀を「脇差」としたことがその名のはじまりであっ ...
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備前長船派を代表する刀工
2021/04/02 -Uncategorized
兼光は、鎌倉時代後期から南北朝時代前期に活躍した備前長船派を代表する刀工といえるかもしれない。作風は、相伝備前という相州伝を取り入れた身幅の広さが特長といえる。大太刀、寸延短刀などの勇壮な作風の名刀も ...
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天下三名槍
2021/02/13 -Uncategorized
「御手杵」「日本号」「蜻蛉切」の三振りの槍を指して、天下三名槍という。戦いで槍を使用するようになったのは最近の事で、「天下三名槍」も全て室町時代から戦国時代にかけて作られたものである。 ・御手杵・・ ...
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日本刀と近代
2021/01/13 -Uncategorized
明治時代に入ると、外国からの強大な勢力に立ち向かうようになるため、ある一時期においては、刀の需要が大きくまして日本各地で刀を再び作るというような流れが強くなっていったという風にも、言われているわけです ...
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槍と鉄砲の戦国時代
2020/12/13 -Uncategorized
それまでの甲冑から全く面目の異なるといっても過言ではない甲冑が、室町の戦国時代に登場したと言われています。この時期のものを「当世具足」と呼び、それまでの具足と区別しているとされていますが、現代で言う「 ...