刀剣コレクションをする上で、最も重要視されるかもポイントの一つとして「刃文」「焼き刃」は、あげられるのではないでしょうか。「刃文」「焼き刃」は、刀工の腕の見せ所などとも言われ、刀工個人や、その流派の特徴が最も現れるなどと考えられています。また、専門家が鑑定を行う上でもこの模様を頼りに鑑別することが多いようです。「刃文」は、熱した刀を水の中で冷却する時に生じる模様のことを言うようです。「乱刃（みだれば）」「直刃（すぐば）」などがあります。「直刃（すぐば）」は、直線上の「刃文」ですが、その幅によって「細直刃」「中直刃」「広直刃」などに区別され認識されているようです。「乱刃」は、「湾れ（のたれ）」「丁子（ちょうじ）」「小乱（こみだれ）」「互の目（ぐのめ）」「三本杉」「簾刃（すだれば）」「皆焼（ひたつら）」などがあります。これらの刃文は、組み合わせることによってバリエーションが増え様々な面白みを飲みだしているとも言えるでしょう。
